医療って誰のためのもの
おはようございます。
mineminedoctorです。
シリーズ第3弾
相変わらず全然レスないけど(笑)
国民医療費って皆さん43兆円って知っていますか?一人当たり約33万
多くは老人たちが使っているぼくはそう認識しています。自己負担割合が少ないし、老人からもっと金とれよって。
ぼくたち若い世代は社会保険料払ってるのにほとんど使わない。ぼくも年間60万以上払ってるけど病院ほとんど行かないし(仕事では毎日行ってるけど笑)
まあ年取ったら使うしそれは仕方ないよって思いますが、、
生活保護の人は医療費扶助があって医療費かからないの知っていますか?もちろん社会保険料も払わなくていいんです。
医者が書類にサインしたら通院の交通費も扶助されたり、、
弱者にすごく優しい国なんですよ、日本は。
かといって高所得者には…?50パーセントの税金を取っていく。
税金は仕方ないとして、この生活保護の問題どうにかしないとそういう使命に日々駆られている。
生活保護費の基準は月15万。これが国民一人の基本生活費なんです。
でもさ、国民年金は?月6万5000円。え?ここから国民保険料、介護保険料引かれて、、病院かかれば医療費もかかるし。矛盾してない?
40年間働いて、ちゃんと税金納めて、子供を育てて、6万5000円?生活保護15万なのに?頭おかしいでしょ?これっておれだけ?
医療はサービス業じゃないからお客様という表現は適切じゃないけど(ここではあえてお客様)
医者にとって一番いいお客様は…もちろん経営者とかのお金持ち。なんでかって、入院して手術して謝礼くれるから(笑)10万単位で。これ結構でかいんですよ、だって非課税だからさ。
じゃー病院にとって一番いいお客様は…?
そう生活保護さんです。なんでかって?絶対医療費をとりっぱぐれることないし。
ぼくが外来をやっててすごく矛盾してるなって、なんでこうなるのって思うのは
同じ病気の人がいて、一人は家族がいるサラリーマン、もう一人は生活保護のおっちゃん。
この血管破れたら死んじゃうから手術したほうがいいよって入院して手術をすすめる。
サラリーマンは「仕事長く休めないし、医療費も高いからもう少し様子見れませんか?」
生活保護のおっちゃん「おう、じゃー手術受けるよ、先生よろしく頼むよ!!」
逆だろ!!
「おれ生活保護だし、税金使ってるし、手術受ける資格ないよ」だろ!!
って心の中で叫んでる。